「着物って素晴らしいですね。半年前には、こんな楽しみに巡り合えるとは思いもしなかった。」
Y様から嬉しいお言葉を頂戴し、私共も感激です。
お客様の歓びが、全ての仕事の原動力。
ご用命いただきまして、本当に有り難うございました。
お嬢様方がスケートを習っていることもあり、かねてより浅田真央さんの大ファンでらしたY様。
「スケートの帯って無いですよね?」
そんなお問いかけを下さいまして、市販品ではなかなか巡りあえないかもしれないこと、誂え=高額だと思われがちですが決してそうではないこと、などご説明し、お誂えいただきましたのが、締めてらっしゃる染名古屋帯です♪
ソチオリンピックの真央ちゃんが特に想い出深く、その時の衣装を参考に何か出来ないかしら、とご要望をいただきましたので、お嬢様ご自身のスケート靴もお借りして、前腹にはエッジカバーの付いたスケート靴、お太鼓には輝きを放つ光のようなイメージで、お作りいたしました。
(お誂えの制作過程は、『御誂え「スケートの染名古屋帯」』にて掲載させていただきました。)
撮影なさったこの日は10月初旬。
とある催しにお出かけなさったときのご様子ですが、当日は蒸し暑い雨の一日でしたので、お単衣でお作り下さいました小紋をご着用。
当初別の帯を締めるご予定でしたが、折角の機会だから、とお誂えの帯を締めてくださったのです。
「どうしてスケート靴?」と皆様も興味津々のご様子だったとか。
御手に持ってらっしゃるのは、真央缶のテディベア。
テディベアのお衣装に、ご注目下さいませ。
記念のツーショットでございます♪
お母様のお姿をご覧になったからでしょうか、
「私も着たい♪」とお嬢様。
姫路城の観月会の時に、締めてくださいました。
お着物はお母様のピンクの色無地です。
こうして代を引き継いでゆける着物って素晴しいですね!
さて、この染帯とご一緒に誂えて下さいましたのは水色の袷のお着物。
拝見出来る機会が今からとても楽しみです。
Y様、ご披露いただき誠に有り難うございました。